【総合企画】ドイツ BAU(国際建築・建材建築システム見本市) 2015参加しました。~その2
(その1の続き)
短い時間の中で「住宅展示場」の見学もしました。
見学は約展示場は52棟が建っており、見どころ(特徴)が目的に合わせて見やすいように
SUMART BUILDING
ENERGY EFFICIENCY
MULTIGENERATIONAL HOUSE
SECURITHY
の4項目でわかるようになっています。
さすがに断熱先進国なので断熱対策はしっかりしていましたが、開口部が大きいことに意外性を感じました。
窓の性能が良いので開口部を大きくとっても大丈夫なのだろうか?
それより冬季の日照が少ないので少しでも自然光を建物の中に取り入れる手段だろうか?
約1時間の見学時間の中でいろいろ考えました。
ホームセンターにも行ってみました。
日本では室内ドアや浴槽、シャワールーム、サッシなど扱っていませんが、DIYが浸透している国柄でしょうか。
なんでもありました。ドイツ人はお金をあまり使わないように、休日は自分の家を手入れしたりアウトドアで楽しんだりするようです。
確かに贅沢な雰囲気は少なかったです。
食事は、ビールとソーセージ(ブルスト)が主でした。
ビールの国ですから、BAU会場でビール片手に商談している人もいました。
お茶代わりに出すのかもしれませんが、ノンアルコールであっても日本では見ない光景でした。
夜の食事はどこに行っても満席状態でしたが、ビールもブルストもさすがに美味い。
特に普段口にすることのできない白ソーセージは皮をむいて食べるのが本流のようで、触感もやさしく虜にないそうでした。
人気の訳が分かりました。
ああ、ずっと食べていたい!
市民生活ではごみ出し時間の厳守と分別回収は当たりまえ。
飲み物容器(ペットボトル、缶、瓶)などはリサイクルボックスに入れれば、お金が返ってきます。
・分別回収ボックス
わずかな金額ですが、資源を大切にするという動機付けの政策に頭が下がります。
そういえば、昔は「瓶代」なるものがあって、コーラ1本の「瓶代」が10円なんて時代がありましたね。
ドイツ滞在はミュンヘンのみ4日間という短い間でしたので、建物視察や最新技術の習得などの目的達成は十分とは言えませんでしたが感じるものはたくさんありました。
また肌で感じた国民性や生活スタイル、気候の特徴など体験しないとわからないことばかりでした。
慌ただしかったドイツ視察の最後は、オランダ スキポール空港発の帰国便に天候の影響で乗れず、急遽上海経由で帰国する羽目になりました。
予定より、6時間遅れで飛行機の中は窮屈であまり眠れずの帰国でしたが、参加者のほとんどは最後まで元気でした。
・・・けど、私は翌日終日くたばってました。
(おまけ)FCバイエルンショップ
●総合企画室 芳西